奇々怪界
奇々怪界
“奇妙にして愛らしく、爽快にして悩めし、遊戯成り”。純和風のキャッチコピーで販売されたこのゲームの主人公“小夜ちゃん”は、御札や御払い棒を使用し、色々な妖怪(オバケ)を倒しながら囚われの“七福神”を救いに行く。
自力スクロール型のシューティングゲームであり、ボス戦における各種安全地帯の存在、スコアの桁調整で取得できる隠しアイテム、井戸ザコでの速攻パワーアップなど、可愛いだけじゃなく、ゲームマニアも唸らせる内容になっている。なによりタイトーサウンドチーム“ZUNTATA”出身のコンポーザー“OGR氏”によるキャッチャーかつ重厚なBGMが独自の世界観を確立した。
可愛らしい巫女さんがこれまた可愛らしい妖怪達と戦うこのゲームは当時とても人気が高く、稼働翌年の1987年には、ディスクシステム版の『奇々怪界 -怒濤編-』CMソングのアナログレコードも販売されたりと、メディアを超えた展開も見せた。
(ゲーム解説:石黒憲一)
【英語タイトル】 | KiKi KaiKai |
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【操作】 | 8方向レバー 2ボタン(1~2人用) |
【発売年月】 | 1986年(Arcade) |
PS4 アーケードアーカイブス
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イラスト:TONG KING SHOW